2018年10月13日(土)13:00より、スポーツ医学研究センター公開講座
「スポーツと健康 トップアスリートの科学サポート」が行われました。
当日は天候が心配されましたが、閉会時間まで雨が降ることもなく、120名程の皆様にお集まりいただきました。
今回の講座は、いま現在、オリンピックや世界大会で活躍するトップアスリートを支えている3名を講師に迎え行いました。
リオオリンピックや平昌冬季オリンピックでの日本選手の活躍の裏で行われていた医科学サポート。
講座では、まだ記憶に新しい画像や動画を交えながら分かりやすく解説する講師の話に、
参加者の皆さまが、熱心に耳を傾ける様子がみられました。
パネルディスカッション形式の質疑応答では、会場から活発にご質問をいただき、大変盛り上がりました。
左から、伊藤穣氏、紅楳英信氏、土江寛裕氏
高地トレーニングNTCにおける医科学サポート〜効果的な高地トレーニングを目指して〜
平昌オリンピックでのメダル獲得を目指したスピードスケートチームパシュート科学サポート 紅楳英信氏
日本短距離のリレー戦略〜2020金メダル獲得を目指して〜 土江寛裕氏
アンケートにいただいたご感想を一部紹介いたします
・トップアスリートばかりがメディアに取り上げられるなか、サポートされる方々の現場の経験を聞けるのはとても貴重でした
・データを選手が現場で活用できないと意味がなく、重要なことをシンプルに伝えることが大切だと思いました
・最新のサポート情報は大変興味深く、2020年、2022年の五輪が非常に楽しみになりました
・高地トレーニングなど普段あまり聞くことのできない内容で、非常に勉強になりました
・オリンピック日本代表の戦略を知ることができ、2020の陸上短距離はいつもと違った視点で見られると思うので楽しみです
・技術やデータに加えて、気持ちやモチベーションが大切なことにも気づかされました
・2020に向けてますますデータをいかしたトレーニングがなされると思います。結果を出す選手たちをサポートしている方々がいることを考えて観戦したいと思います
公開講座へのご参加、アンケートへのご協力、誠にありがとうございました。
いただきました貴重なご意見は、来年度以降、よりよい公開講座開催のために活用させていただきます。
なお、2018年公開講座の講演集は、スポーツ医学研究センターニューズレターNo.31(2019年3月発行予定)に掲載予定です。