シンポジウム『BLS (Basic Life Support) 教育の実践と社会的意義』開催のお知らせ

慶應義塾一貫教育校BLS委員会・慶應義塾大学スポーツ医学研究センター
シンポジウム『BLS (Basic Life Support)教育の実践と社会的意義』

慶應義塾の一貫教育校で、BLS(Basic Life Support)の体系的な教育を2002年に開始し、20余年が経ちました。
小学校段階から高校段階まで各段階での心肺蘇生法、
AEDの操作方法等の実習はいずれも先駆的な取り組みでしたが、
今日では、日本の多くの学校で取り組まれています。
また、
AEDの市民使用が認められて今年で20年になります。
そこで、教育現場におけるBLS教育の幅広い浸透を目指して、シンポジウムを開催致します。
来場自由ですので多くの教育・スポーツ関係者のご参集を期待致します。


日時:2024年32() 1430分~17
場所:慶應義塾三田キャンパス 西校舎519教室
対象者:どなたでもご参加いただけます
参加費:無料
事前申し込み:不要

プログラム:
① 挨拶-慶應義塾におけるBLS教育のはじまりとその後の展開-   
山内慶太 
(本塾常任理事)

② 慶應義塾一貫教育におけるBLS教育の実践  
小山亜希子 
(本塾女子高等学校教諭)

③ ウツタイン統計(消防庁院外心停止データ)分析から見た、BLS教育の社会的意義 
~本塾大学大学院健康マネジメント研究科での研究から~

・ 院外心停止例の類型化 (市中で倒れた人は助けられているか?)   
湯澤あや 
(デロイトトーマツリスクアドバイザリー合同会社ヘルスケアマネジャー)

・院外心停止例の目撃者による蘇生率の違い (家族は助けられているか?)  
白川和宏 
(神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センター)

④ スポーツ活動中の突然死をどう防ぐか  
石田浩之 
(本塾大学スポーツ医学研究センター教授・大学院健康マネジメント研究科委員長)

⑤ パネルディスカッション  
佐々木淳一 
(本塾大学医学部救急医学教授)  
石田浩之 
(本塾大学スポーツ医学研究センター教授)  
BLS教育の担当教員・BLS教育を受けた卒業生

⑥ BLS教育への更なる期待  
三田村秀雄 
(日本AED財団理事長)

シンポジウムの内容についてのお問い合わせ:
慶應義塾一貫教育支援センター 
TEL03-5427-1711
FAX03-5427-1748
E-mailikkan-center@adst.keio.ac.jp
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