本塾体育会の女子部員数が増加している中、女性アスリートの健康支援の必要性を感じ、スポーツ医学研究センターでは、下記の取り組みを実施してまいりました。
女性アスリート特有の健康問題に関するセミナー:2016年10月特別セミナー、2017年10月体育会基礎講座。(2018年も11月に実施予定。)
スポーツによる疲労骨折発生に関する調査研究:2017年1月・7月に医学部整形外科の先生とともに実施。2018年1月・7月に1年後の追跡調査実施。
これらの取り組みや日々の業務の中、何らかの月経異常や月経と関連する症状を抱える女子部員は多く、疲労骨折の既往のある者も少なからずいること、食事やストレス対処なども含め、女性特有の生活面での支援体制や自己管理の強化が必要なことがみえてきました。
そこで、スポーツ医学研究センターでは、これらの状況に対応するため、気軽に女性スタッフに相談することができる場として、「女子アスリートサポート」窓口を設けることといたしました。8月より、毎週月曜日の午後に設定します。
日時:毎週月曜日午後(13時から16時)
場所:日吉キャンパススポーツ医学研究センター
対応:事前予約を原則としますが、当日の受け入れ、また月曜午後以外も可能です。気軽に、スポーツ医学研究センターに電話連絡、または窓口にいらして「女性アスリートサポート」とお伝えください(平日8:30-17:00、045-566-1090)お問い合わせフォームもご利用下さい。
窓口対応:スポーツ医学研究センターの女性スタッフ
内科医師 小熊祐子、保健師 伊藤千代美・萩原彩、臨床検査技師 常川尚美、
健康運動指導士 八木紫
バックアップ体制:
栄養 スポーツ医学研究センター研究員・管理栄養士
メンタル 医学部スポーツ医学総合センター・アスリートストレスマネジメント外来ほか
トレーニング スポーツ医学研究センター・アスレチックトレーナー
婦人科 近隣大学病院と連携
整形外科 スポーツ医学研究センター 橋本健史医師
相談内容:
生理不順や無月経、月経痛や月経前緊張症(PMS)によるコンディショニング不良、体重コントロール、摂食障害、疲労骨折や関節の痛み、腰痛、など女性特有の不安や問題をできる限りサポートします。